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難聴・耳鳴りの治療の講演会に行って来ました

9月27日(土曜日)文京シビックセンターの26階のスカイホールで14時からの公益財団法人国際耳鼻咽喉科学振興会主催の講演会に行って来ました。

第1部では、赤ちゃんから高齢者まで難聴・耳鳴りの医療における補聴器や人工内耳の進歩についての説明がありました。

軽度の難聴では、静かな会話がきこえにくく、中等度の難聴では、普通の会話が聞こえにくくなります。「音は聞こえるが、何を言っているかわからない。」「1対1では聞こえるが、家族団らん等4~5人で話されると聞こえない」「会議など離れた人の会話が聞こえない」など、、です。ということはだいたいで推測することになります。

補聴器についてですが、1991年初のデジタル箱型ができました。1996年にはデジタル耳穴型、2006~2010年に音声増強処理、人口知能ISP、音響シーン分析など、2012年には雑音抑制、音声増強型と進歩してきました。

耳鳴りは小児から成人までの人口の約15%に存在し、人々を悩ませ、約3%が重篤で、正確に支障をきたします。しかし、特効薬はありません。

それで、補聴器での耳鳴りは67%でしが、人工内耳の手術後耳鳴りありは9%に減少します。2004年に米国FDA承認され、2009年9月に日本承認された、OPUS2は人間工学的デザインで、落ちにくく、周波数帯域の拡大ができるようになりました。

ところで、ブータン王国をご存知でしょうか?中国とインドにはさまれたヒマラヤの山々に囲まれた”最後の秘境”と言われれいる国だそうです。ブータン王国における耳手術ボランテイア活動を国際耳鼻咽喉科学振興会(SPIO)支援として簡易な鼓膜形成術(接着法、湯浅法)が行われているそうです。1989年、湯浅涼先生が日帰り可能な新しい鼓膜形成術を開発されました。その特長は、①従来1~2週間入院が必要であったが日帰りが可能②すべて耳内で行うため耳後の大切開、タンポン、包帯が不要③簡易な局所麻酔で30分~1時間で終了④術直後から聴力改善。両耳同日手術可能。⑤アフターケアーがほとんど不要

本方法は、ボランテイア耳手術として最適な術式であり、ブータン王国では本方法を主体とした耳手術が行われたそうです。本事業の立ち上げの動機としたは東日本大震災翌日、国王主催の「供養祭」などのお礼の気持ちから、立案し、実行されたそうです。

2012年、SPIO承認事業としてスタートした本事業は昨年5月、10月の2回、本年9月の計3回行われたそうです。現地の耳鼻科医は5人で、日本の手術法を指導、また、看護師が手術機材の保守、介助法などの指導など行われたそうです。2015年までの3年間ブータンで本事業を継続予定だということでした。ブータンは皇室の交流や開発支援を通じての日本との関係が深く、大の親日国だそうです。2011年11月にご成婚されたばかりのブータン第5代国王ならびに王妃が訪日されたことはTVで放送されました。(高橋)

 

 

 

 


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