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都立駒込病院の公開講座に行きました(第6回)

子宮体がん(子宮内膜がん)は決しなおりにくいがんではありません。病気が子宮にとどまっている範囲で治療すれば80%以上の方は治ることが期待できます。子宮は外からすぐ手が届くところにありますから、診断に極めて有効な細胞検査や組織検査が比較的簡単に受けられるというわけです。心配な症状があれば、婦人科での診察を躊躇することなく受けることが大切です。

がん治療の基本。がん治療には局所治療と全身治療があり、局所治療は手術と放射線治療があります。全身治療は薬物治療です。術後の放射線治療と化学療法との比較。5年再発しない割合は放射線治療では83,5%で化学療法では81,8%、。5年生存率は放射線治療では85,3%で化学療法でも85,3%です。再発が高リスクな方は化学療法が有効で、放射線治療では腸閉塞になります。

抗がん剤治療はホルモン治療と免疫療法があります。ホルモン治療は子宮体がん、乳がん、前立腺がんなどに対して治療します。免疫療法は効果が認められているがんに対して保険治療として、免疫チェックポイント阻害剤(抗がん剤として使用)モノクローナル抗体(抗がん剤として使用)サイトカイン(膀胱がんなど)

最良な治療とはなにか?医療では最先端の治療が最も優れているとは言えません。標準治療では、科学的根拠に基づいた現在使用できる最良の治療方法のことをいいます。臨床試験をへてそれまでの標準治療より優れていることが科学的に立証されれば最良治療が標準治療になります。

治療後検診について。子宮頸がんの再発は治療後2年以内が多くアメリカのガイドラインでは最初の3年は3~6か月ごとで、その後6か月後と検診。日本のガイドラインでは最初は1~3か月ごとでその後も同様。子宮体がんの再発は治療後3年以内が多くガイドラインでは最初の3年は3~6か月ごとでその後6か月ごと検診。自覚症状があり再発検査、治療した群と検診で発見した群で予後に有意差なしとする報告もあります。(高橋)

 


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