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昨年地域医療講演会に行きました(第3回)

看取り期とは寝ている時間が長くなり状態変化に応じて不必要な療法の停止を行いながら、なるべく精神・身体的負担が生じないように自然な状態に戻す時期です。管類の抜去などをします。家族の精神的・身体的疲労に留意し従来の本人の希望を再確認しながら、最後のケアの仕方などを構築する必要があります。

看取り期の対応方法はご本人は苦痛なく穏やかに寝ている状況ですが、時々体力低下などから苦悶の表情をされたり、身悶えるような動きをされるかもしれません。しかし、身体をマッサージしてあげたり、優しく声かけするなどして無理なく見守ってあげましょう。ご家族はご本人と過ごされる時間を有意義に過ごして、楽しい声や雰囲気の中でご本人を送ってあげるといいでしょう。老衰は凄く痩せるので、床ずれに気をつけてください。痩せるのでふとんが重くなり、服も重くなります。赤ちゃんのように寝ています。寝ている時に死んでいたらそれは、穏やかな死です。介護者は普段どうりの生活をしましょう。息がとまったら、速やかに連絡しましょう。

介護状態になる理由は、成人では疾病、高齢者では加齢じたいで、衰弱・骨折・痴呆です。介護の総量とは、生活自立が失われてからが介護の始まりで、本人の自立度と介護の重みは反比例します。介護の重み×年齢が介護の総量です。介護総量は疾病により異なりがんでは短く、心・肺疾患末期では5~10年です。認知症・老衰ではよくなったり悪くなってリを繰り替えしながら徐々に介護の重みが増えます。

介護の種類は①生活介護②身体介護③医療的介護に分かれます。①生活介護は買い物、炊事、清掃、選択などで②身体介護は排泄の介助、食事の介助、移動の介助、入浴の介助などで③医療的介護は吸引、胃ろう・床ずれの管理、点滴の管理、尿道カテーテル・在宅酸素の管理などです。

自立性を低下に伴う介護内容の変化はひきこもり(生活介護、身体介護)→移動能力の低下(身体介護の増大化)→食事摂取機能の低下(医療介護の増大化)→心肺機能の低下(緩和的対応の増大化)→死です。介護は自立度の低下とともに増大化します。総介護量や介護内容は障害をもたらす疾病により異なります。介護の重度化に伴い、生活介護から始まり身体介護、さらに医療的介護が増加します。介護状態が変化するにつれて、療養の場所、内容、チームが変化します。(たての連携の必要性・介護、在宅医療チームとの連携の必要性)在宅介護の継続の可否は、重度身体介護と医療的介護を誰が担い手の有無と考えや、力量によって決まります。(私的介護、寝たきり状態をマネージメントする考え方もあります)

介護総量を決定する要因としては、疾病や障害の種類→疾病ごとにどこまでの介護を希望するかを明確化しておきましょう。医療行為は食事が取れなくなったときに、どこまでの医療を望むかを明確化しておきましょう。寝たきり状態の過ごし方(要介護4・5の長さ)→要介護4以上の時をどこで療養したいのかを明確化しておきましょう。

自分を介護を人任せのしないためには、リビングウィルを明確にし、家族に理解してもらい、協力してくれる介護医療スタッフに囲まれることがたいせつです。食事がとれなくなったときも、認知症になったとき、どのような対応を望むのかを考えておくことも必要です(高橋)

 


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