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東京医科歯科大学病院の公開講座に行きました(第11回)

大腸がん手術後の定期検査。1~3年は問診・診察、腫瘍マーカーが3か月ごとで直腸診(直腸がんの場合)が6か月ごとです。3年~5年は問診・診察、腫瘍マーカーが6か月ごとです。5年までは胸部CT、腹部ⅭT、骨盤ⅭT(直腸がん)を6か月ごとに撮影します。大腸内視鏡は1~2年ごとに実施します。

体の痛みや心のつらさを我慢をしないで!苦痛を和らげる専門家がいます。

体を痛みに対するケア。がんの痛みにはがんそのものが原因となる痛み、治療に伴う痛み、床ずれなど療養に関連した痛みなどがあります。がん対策基本法では「初期からの痛みのケア」の重要性が示されており、痛みのケアはいつでも必要な時に受けられます。痛みがあったら我慢せずに、まずは担当医や看護師に伝えましょう。在宅療養中も含め、痛みの治療を専門とする医師、看護師、薬剤師、リハビリの専門家などが、心の専門家とも連携して、WHOのがん疼痛治療指針に沿ってがんに伴う苦痛を軽減するケアを行っています。①緩和ケア外来;外来治療中、またはがんの治療が一段落した患者さんと家族を対象に、がんや治療に伴う痛みのケアを行う外来です。②緩和ケアチーム;一般病棟の入院患者さんに対して担当医や病棟看護師と協力して、多職種のチームで痛みの治療やがんに伴う苦痛の軽減を行います。③緩和ケア病棟(ホスピス);積極的治療が困難になり、入院して痛みや苦痛のケアを必要とする患者さんを対象にした病棟です。④痛みのケアは自宅でも入院中と同じように在宅医や地域の在宅緩和ケアチームから受けられます。

心のつらさに対するケア。「がんの疑いがある」といわれた時点から患者さんとその家族は不安になったり怒りがこみ上げてきたりと、さまざまな心の葛藤に襲われます。家族や友人、医師、看護師、相談支援センターのスタッフにつらい気持ちを打ち明けることで徐々に落ち着くことが多いものの、2~3割の患者さんは心の専門家の治療が必要だといわれています。眠れないなど生活に支障が出ているようなら担当医や看護師に相談し心の専門家を紹介してもらいましょう。①精神腫瘍医;がん患者さんとその家族の精神的症状の治療を専門とする精神科医または心療内科医のことです。厚生労働省や日本サイコオンコロジー学会を中心に精神腫瘍医の育成や研修が行われています。②心をケアする専門看護師:がん看護専門看護師や精神看護専門看護師(リエゾンナース)、緩和ケア認定看護師が、患者さんと家族の心のケアとサポートも行います。不安や心配事は我慢せずに伝えましょう。③臨床心理士;臨床心理学に基づく知識や技術を使って心の問題にアプローチする専門家のことです。がん診療連携拠点病院を中心に、臨床心理士は医師や看護師と連携して心のケアを行っています。

経済的に困ったときの対策は?治療費や生活費、就労の問題などで困ったときはかかっている病院の相談室、または近くのがん診療連携拠点病院の相談支援センターに相談しましょう。相談支援センターでは、地域のがん患者さんや家族からの相談も受け付けています。公的医療保険には、高額な治療費がかかったときの自己負担を軽減する高額療養費制度があります。公的医療保険の窓口に申請して「限度額適用認定証」を受け取り、事前に病院に提出すれば、外来でも入院でも窓口の支払いが自己負担限度額の範囲内で済みます

大腸がん医学用語集良性腫瘍_がんではない腫瘍のこと。他の臓器に転移することがない。

悪性腫瘍_いわゆる”がん”のこと。無限に増殖し、他の臓器に転移したりして生命に著しい影響を及ぼす。

ポリープ_大腸の粘膜に発生するイボのようなできものの総称。発生機序によっていくつかのタイプがある。

腺腫_大きくなるとがん化する可能性があるタイプのポリープ

リンパ節_病原菌による感染や異物と闘うための小さな豆状のの器官。体中にありリンパ管でつながっている

病期(ステージ)_がんの広がりの程度を示す言葉

深達度_がんが大腸の壁に食い込んでいる深さの程度

浸潤_がんが徐々に大腸の壁に食い込み、破壊しながら大きく成ること

転移_がんがリンパ節や血液の流れに乗ってほかの臓器に移動し、そこで広がること

腹膜播種_がんが大腸の壁を突き破り、腹膜のあちこちに散らばった状態

原発巣と転移巣_がんが最初にできた部分が「原発巣」。そのがんが転移した部分が「転移巣」。転移巣のがんが原発巣のがんに準じた治療が行われる。

生検_組織を採取して、がん細胞があるかどうかを顕微鏡で調べる検査。

病理検査_生検や手術で取った組織を詳しく調べること

肛門括約筋_肛門を締めたりゆるめたりする筋肉。がんが肛門括約筋から2~3cm離れていれば肛門を温存できる。

人工肛門(ストーマ)_腸の一部をお腹の外(皮膚)に出して、肛門に変わる便の出口としたもの

分子標的薬_がん細胞に特有の、あるいは正常細胞よりもがん細胞に多い分子に結合し、がん細胞の分裂を止めたりがん細胞を壊したりする薬

腫瘍マーカー_血液中にあるがんに特有のタンパク質などのこと。血液中のこれらの物質の量を測定し、がんの広がりや治療効果の目安とする。(高橋)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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